老後にいくら必要なのか。
よく「老後2,000万円」という数字を見かけますが、実際に必要な金額は人によってかなり違います。
生活費も違えば、受け取れる年金額も違います。
そこで私は、
「一般的にいくら必要なのか」ではなく、私自身はいくら必要なのか
を計算してみました。
まず、老後の生活費を考える
最初に考えたのは、
老後、毎月いくらあれば生活できそうか
ということです。
食費、水道光熱費、通信費、保険、医療費、日用品、趣味など。
今の生活費をそのまま使うのではなく、老後の生活を想像しながら金額を考えました。
ただ、生活費は一つの数字に決めにくいので、
これくらいなら暮らせそう
少し余裕を持つならこれくらい
というように、複数のケースで考えています。
次に、年金の見込み額を確認する
生活費を考えたら、次は年金です。
私は「ねんきん定期便」などを参考に、将来受け取れそうな年金額を確認しました。
計算の基本はとても単純です。
老後の生活費 − 年金額 = 毎月の不足額
たとえば、
毎月20万円必要で、
年金が月15万円なら、
不足するのは毎月5万円。
まずはこの不足額を出します。
毎月の不足額を、老後の年数分計算する
次に、
毎月の不足額 × 12か月 × 想定する老後の年数
で、大まかな必要資産額を出します。
たとえば毎月5万円不足して、それが25年間続くなら、
5万円 × 12か月 × 25年
= 1,500万円
です。
もちろん、これはかなり単純な計算です。
運用による増減や物価上昇などは考えていません。
それでも、
自分の老後資産を考える最初の数字
としては、とても分かりやすい方法でした。
老後には、生活費以外のお金も必要になる
毎月の生活費だけを計算すれば終わり、というわけでもありません。
老後には、
- 医療費
- 介護費
- 家電の買い替え
- 住まいにかかる費用
- 冠婚葬祭
- 趣味や旅行
など、予定していない支出が発生する可能性もあります。
また、今後物価が上がれば、同じ生活をするために必要なお金も増えるかもしれません。
そのため私は、ぴったり一つの金額ではなく、
ある程度幅を持たせて考える
ことにしました。
私の場合は、3900万〜4500万円
自分の生活費と年金見込み額を使って計算した結果、
私の場合、老後に必要な資産額は約3900万〜4500万円
という結果になりました。
幅を持たせています。
でも私は、むしろその方が現実的だと思っています。
老後が何年続くのか。
生活費がどれくらいになるのか。
医療費や介護費がどれくらい必要になるのか。
今の時点ですべてを正確に決めることはできません。
だから、
最低でもこのくらい。
余裕を持つならこのくらい。
と考える方が、自分には合っていました。
必要額が分かると、積立額を考えやすくなる
老後に必要な資産額が見えてくると、
「今いくら持っているか」
だけではなく、
これから毎月いくら積み立てればいいのか
も考えやすくなります。
私はここから、
現在の投資資産、
毎月の積立額、
運用期間、
想定利回り
を使って、老後までにどこまで増やせそうかをシミュレーションしました。
老後資産について考える前は、
「なんとなく足りない気がする」
という漠然とした不安でした。
でも必要額を計算したことで、
「では、あとどれくらい積み立てればいいのか」
という具体的な問題に変わりました。
まとめ
老後に必要な資産額は、
生活費 − 年金額 = 毎月の不足額
を出して、
不足額 × 12か月 × 老後の年数
で計算すると、大まかな金額が見えてきます。
そこに、医療費や介護費、物価上昇なども考えて、少し余裕を持たせる。
私の場合は、その結果が
3900万〜4500万円
でした。
誰にでも同じ金額が必要なわけではありません。
だから私にとっては、
「老後はいくら必要なのか」ではなく、
「私はいくら必要なのか」
がとても大切な指標になっています。